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編曲家(アレンジャー)

Check!4つのポイント!
  • 編曲家(アレンジャー)とは作曲家が作った原曲をどのような楽器で演奏するか考え、曲に前奏・伴奏を付けたり、ハーモニーやリズムに変化を加え楽曲を編集(=編曲・アレンジ)する人のことを指す
  • 編曲家(アレンジャー)の仕事内容シーンや表現したい世界観に合わせて、最適な楽器編成やハーモニーやコード、リズム等の構成を作成し、曲に命を吹き込む仕事
  • 編曲家(アレンジャー)になるには音楽に関する専門的な知識やPC、楽器スキルが必要になるため、スキルを習得できる環境で学ぶことがオススメ
  • 必要な資格・試験情報は?必須資格は特にないが、実践的な経験を積むことでキャリアパスが描きやすくなる

編曲家(アレンジャー)とは

原曲に命を吹き込み、人々の心を震わす楽曲をつくる

編曲家(アレンジャー)とは、作曲家によって作られた原曲を、どのような楽器を用いて演奏するのか編成を考え、各パート別の譜面や音源を作成。一つの楽曲として録音できる状態に仕上げる仕事です。例え同じ作曲家が作った同じ楽譜でも、演奏する楽器などが異なれば全く別の楽曲に仕上がるため、編曲家(アレンジャー)は曲に命を吹き込む存在と言っても過言ではないでしょう。また既存の楽曲を楽譜出版のためにピアノ用やギター用などにアレンジする仕事もあり、その仕事の幅はかなり広いのが特徴です。曲そのものを作る能力や、譜面でその曲の魅力を最大限に発揮させる表現力、さらに近年ではPCを用いたDTMの知識・技術も求められています。

編曲家(アレンジャー)の仕事内容

楽器編成から譜面・音源作成まで、幅広い知識・技術が求められる

その曲が用いられるシーンや表現したい世界観に合わせて、原曲のイメージを膨らませながら、最適な楽器編成や譜面や音源を作成し、楽曲に様々な音楽的装飾を加えたりすることで曲に命を吹き込むのが編曲家(アレンジャー)の仕事です。編曲家(アレンジャー)の活躍があってこそ、楽曲はその魅力を遺憾なく発揮し、人々の心を震わせることができるため、音楽の仕事の中でも特に重要度の高い仕事と言えます。
今日では、アーティストへの楽曲提供や編曲だけでなく、テレビ、ラジオ、映画、ゲーム、舞台のテーマ曲やBGM、オーケストラの編曲など、さまざまな活動の分野があり、スタジオミュージシャンなどのプレイヤー(演奏家)や作曲家がアレンジャーを兼ねることも多いです。

原曲に対する理解を深める

編曲家(アレンジャー)の主な仕事である編曲を行うためには、原曲に対する理解を深めなければなりません。単なる楽譜として見るのではなく、用いられるシーンや作曲者の伝えたいメッセージをしっかりと理解した上で、それらが最大限に発揮できる編成を考える必要があります。

楽器の編成

原曲に対する理解を深めたら、今度は曲の魅力を最大限に発揮させるための最適な楽器編成を考えます。同じ楽譜でも、ピアノで演奏するのとギターで演奏するのとでは与える印象が大きく異なるため、幅広い楽器知識、多様な音楽ジャンルへの精通、無限にある選択肢の中からこれはと思える一つを選択する創造力が問われます。

譜面・音源の作成

楽器の選定をしたら、今度はそれぞれのパート毎に譜面・音源を作っていきます。近年は、シンセサイザーやシーケンサー、DTMなど音楽制作のデジタル化が進み、それらに対応できる知識や技術も求められています。

編曲家(アレンジャー)になるには

アレンジャーへの道のり

編曲家(アレンジャー)になるために必要な学歴や資格は特にありません。しかし、音楽に関する幅広い知識や楽器知識、またミキシングやマスタリングといったサウンドエンジニアの役割を求められることもあるため、音楽系の学校や専門学校で音楽に関する専門的な知識・技能を身に付ける必要があります。卒業後は、音楽制作会社やレコーディングスタジオなどで実務経験を積んでいくのが一般的ですが、フリーランスとして活動したり、自らもミュージシャンとして活動するなど、幅広い選択肢があります。

音楽に関する幅広い知識

編曲を行うためには、音楽に関する幅広い知識が必要です。そもそもの音楽理論や楽器ごとの特徴など、幅広い知識と技術を身に付けていないと、編曲作業を行うのは難しいでしょう。また自身でもある程度楽器演奏ができるようになっておくと、編曲の幅もより広がりやすくなります。

表現力

音楽は編曲の仕方によってその印象を大きく変える可能性があります。そのため、使われるシーンや表現したい世界観に合わせて、自分にしか作ることができない楽曲を制作していく豊かな表現力が求められます。

PCスキル

近年では、シンセサイザーやシーケンサー、DTMなど音楽制作のデジタル化が進み、また音楽編集ソフトにもさまざまな種類や特徴があるため、これらに対応できる知識や技術を身に付けておくことが、これらのツールを効果的に使うことができるPCスキルもある程度高めておいた方が、自身の可能性をより広げていく強力な武器となるでしょう。

必要な資格・試験情報

編曲家(アレンジャー)になるための必須資格は特にありませんが、一つの楽曲を作り上げていくためには楽器や音楽に対する広く深い知識が求められますので、それらの基礎的な知識は磨いておいた方が良いでしょう。音楽系の大学や専門学校など、学びながら技術を磨いていける環境でスキルを習得し、その上で就職活動にのぞんだ方が、内定を獲得できる可能性も上がります。その後は実務経験を通してさらなるスキルアップを目指し、より大物のアーティストとの仕事やフリーランスとしての独立などを目指していくと、キャリアパスを描きやすくなります。